横浜・桜木町を拠点に、防災とBCP(事業継続計画)の総合支援を行う
株式会社レジリエンスラボを取材しました。
代表の沖山雅彦社長は、日立グループなどでの経験を活かし、
「実効性のあるBCPづくり」を掲げ、全国の企業を支援しています。
同社が提唱するのは、“作って終わり”ではないBCP。訓練や教育
を通じて社員が自律的に判断できる力を育てることが重要だといいます。
特に、シナリオを事前に知らせない「非提示型訓練」により、
実践力と応用力を磨く手法が注目されています。
また、複数企業で燃料を共同備蓄する「BCPチャージ®」など、
災害時に役立つ新しい仕組みも開発。防災用品も、電源確保のための
蓄電池や女性配慮の備蓄など、時代に合わせて進化しています。
「BCPは総務だけの仕事ではなく、経営そのもの。訓練と教育を重ね、
社員全員で危機に備える文化を築くことが大切です」
と語る沖山社長の言葉には、現場経験に裏打ちされた説得力がありました。
BCPチャージ実証実験~みなとみらい~