先日、社内報の取材で日産横浜工場を見学する機会をいただきました。普段、当社横浜事業所へ
向かう際に利用する「宝町」バス停のすぐ近くに、世界に誇るエンジンを生産する工場があること
をご存じでしょうか。横浜工場は日産自動車発祥の地であり、現在もエンジンや電動パワートレイ
ンを生産する重要な拠点です。
工場内で最も印象に残ったのは、自動化の進んだ製造ラインでした。広大な敷地内では無人搬送
ロボット(AGV)が部品を運び、多くの工程をロボットが正確にこなしています。さらに、AGVが
流す音楽によって運搬物を識別するなど、人にも分かりやすい工夫が取り入れられており、
技術だけでなく現場改善への姿勢にも感心しました。
一方で、すべてが機械任せではありません。かつてGT-Rに搭載された高性能エンジンは、「匠」と
呼ばれる熟練技術者が一基ずつ手作業で組み立てていました。最新技術と職人の技能が共存する姿
から、日本のものづくりの強さを改めて感じました。
また、自動車産業は製造技術だけでなく、全国へ部品を届ける物流ネットワークによって支えられ
ています。当社もワインや食品の保管・配送を通じてサプライチェーンの一翼を担っていますが、
「必要なものを、必要な場所へ、必要な時に届ける」という使命は業界を超えて共通しています。
今回の見学は、ものづくりと物流の密接な関係、そして将来を見据えた企業戦略の重要性について
改めて考えさせられる、大変有意義な機会となりました。